昨日は寒すぎて、頭が働かなかった。
上下ヒートテックと背中に貼るカイロ。
裏起毛のトレーナーに防風のパンツ。
いつもより更に厚手のダウンも着た。
にも関わらず。
ハチャメチャに寒かった。
いや、痛かった。
何がダメだったのか見当がつかない。
あんな寒さ、どう足掻いても風邪引いちゃうよ!
野菜ジュースで不足分の栄養を補っておいた。
マジで風邪引かないように、気をつけたいけど、あんまり意識しすぎるとしんどいから、ほどほどに。
ってなわけで。
私は、ほどほどを望みがちだ。
いったい何の話だって感じだが。
昨日の夜、また海外ドラマの『S.W.A.T.』を見た。
と言っても、適当なシーズンの適当なエピソードを流していただけ。
でも、やっぱり程よく面白いので、話に引き込まれた。
簡単にまとめると、SWATの元リーダーである男が自殺を考えていて、彼にお世話になった今のSWATメンバーは、それを止めようと奔走するって話。
引き込まれたのは、SWATメンバーがカウンセリングを受けているシーンが、挟み込まれる演出があったから。
メンバーの一人ひとりが、その日にあった事件や出来事と、抱いた感情、苦しみや憎しみ、悲しみを吐露していく。
出来事の全容は明かされず、エピソードの最初と最後、さらに要所々々で、カウンセリングのシーン入れることで、話が進んでいった。
一番気になるのが、元リーダーの男が自殺してしまうのかどうか。
ネタバレになるが、
SWATメンバーの尽力あって、元リーダーの男は自殺を思いとどまった。
さらに見入ったのは、最後の最後にSWATメンバーの一人、ディーコンと呼ばれる男のカウンセリングシーンである。
彼もまた、自分の人生に疲れて、一度自殺を考えたことがあったらしい。
彼には妻と4人の子どもがいて、周りから見れば、素敵な家族なのだが。
借金があったり、それを返済するために副業したり、いろいろ苦労があったようだ。
身体がひどく疲れると、心も病んでいく。
そんな当たり前だけど、気がつきにくい事実を考えさせられた。
何を隠そう私も一度、脳裏をよぎったことがある。
記憶が曖昧だが、死にたいと思ったからこそ、今の自分がいる。
そう思えるようになった。
……何の話だったかな?
私が今日書きたかったことに戻る。
私がほどほどを望みがちなのは、頑張ることに疲れたからだ。
SWATの元リーダーも、ディーコンも、ドラマの中の話だけど、同じだと思う。
頑張りすぎなのだ。
頑張る、という言葉はむつかしい。
自分を追い込みすぎ、というほうが分かりやすいかもしれない。
俺は全然、頑張っていない。もっと頑張らないと。誰の役にも立っていない。こんなんじゃダメだ。
身体が疲れているはずなのに、さらに心も追い詰める。
自分の心身を無視して、さらに追い込む。
ついには。
これは私の想像でしかない。
実際は、もっと複雑だろう。
ニュースで自殺という文字を目にする度に、同じようなことを考える。
当人だとしたら、その一線を越えてしまう要因は何だったのか。
知り合いだとしたら、思いとどまらせるには、どうすればよかったのか。
私の場合、自分を追い込みすぎていることに、気づかされた。
だから、思いとどまることができた。
これが、昨日の夜、海外ドラマを見て、今朝、導き出された1つの答えだ。
気づかされる。
なんでも良い。
人から、本から、ネットから。
綺麗な朝日から、道端の雑草や石ころから。
ふとした瞬間に、気づかされることが、思いとどまる一因であるように思う。
自分から気づくのではない。
自分は、自分以外の何かから、生かされているのと同じように、気づかされるのだ。
何なのだろう、この感覚。
気づかされたからこそ分かる感じ。
こんなん分かったところで、何の役にも立たないのだが。
むしろ、気づかされず生きている方が、真っ当な人生である気もする。
なぜなら、ほどほどを望みがちになってしまうから。
頑張りたくても頑張れない。
それでもいいじゃない。
そう思って、今日もまた昨日と同じ。
代わり映えない日常のくり返し。
それも幸せと感じられるのは、良いことである。
でもやはり、漫然と過ごしているだけでは、物足りず。
このモヤモヤした気持ちを書き留めたくなった。
にしても。
話があっちゃこっちゃ飛ぶなあ。
結局、自分はどうしたいのかを書きたい。
やりたいことをやっていこう。
やりたくても、なんとなく後回しになっていることとか。
見直していこう。
そんな気持ちだけが独り歩きして、上記の通りである。
ほどほどを望んでいても、目標を持って、それに向かって、ほどほど頑張るのもいいだろう、ってこと。
なんだよ、ほどほど頑張るって。
面白いからいいや。
まとまりまへん。
今日はこのへんで。
それでは、お達者で。
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