『 HGに恋するふたり』に恋する俺

レビュー

俺、マンガは電子書籍派なんだ。

そう言って、私は昨日読んだマンガについて話し始めた。

200円オフクーポンの獲得

先日モーニングルーティンを書いた通り、私は毎朝、ヤフオクアプリでくじ引きをしている。

私のモーニングルーティーン − いつも通りの心地よさが、朝にはある。
昨日のことを思い出していた。朝から順番に。・・・・・・。何も思い浮かばない。いつも通りに過ごしたことしか思い出せないのだ...

ちょうど一昨日の朝も、くじを引いた。

eBookJapanで使える200円の割引クーポンが当たった。

ラッキー! さっそく使うためにサイトを開いた。

そういえば、あのマンガの新刊が出ていたような。

ふと思い出し、検索してみる。

予想通り。

私が1巻から6巻まで全て揃えているマンガ。

『 HGに恋するふたり』の第7巻である。

『HGに恋するふたり』に恋してる

ハードゲイじゃないよ。ハイグレードだよ。

イラストが綺麗だね。

あらすじをば。

ガンプラが好きなアラサーOLと女子高生が、ガンプラを通して仲間とつながる、日常コメディである。

メインで登場するのは、途中参加も含めて5人。

ただただガンプラが好きだという思いが爆発している高校生、宇宙(そら)ちゃん。

ずっとガンダムが好きだったけど、もういい年だし……と思って一歩踏み出せないアラサーOL、神崎さん。

ガンプラ作りはめちゃくちゃ上手いけど、友達作りは下手っぴで素直になれない高校生、ももかちゃん。

神崎さんに影響を受けて、全く知らないガンダムに興味を抱き、ガンプラも始めちゃう就活生、つぼみさん。

あと1人は第6巻のネタバレになるので、割愛。

みんな好きなもの(ガンプラ)に一直線で眩しい。

私は30歳なので、神崎さんに感情移入してしまう。神崎さんほどバリバリ忙しく働いてないけど。

いい年してガンプラとか、若い子たちとのギャップとか、感じざるを得ない。

でも、自分が好きなものに嘘をつきたくない。

好きなものを愛し通したい。

そして、好きなものが同じ仲間と分かち合いたい。

そんな気持ちに気づかされる作品である。

好きなことに一生懸命になれるって、すっごい素敵だなと思う。

親とか知り合いとか世間の目とか気になっちゃう中で、好きなものを好きと言えることが、どんなに素晴らしいか。

いいなあ。うらやましい。

私も自分に素直になれたら、好きなものが見つかるだろうか。

ガンプラ工作とガンダム作品についても学べる

このマンガでは、ガンプラ作りの基礎知識も、簡潔にまとめられている。

ガンプラの違いから塗装、ヤスリがけまで、初心者にうってつけの内容で参考になる。

いいな、と思ったのは、こだわりすぎない、ということを大切にしている点だ。

ガンプラ工作に正解はない。

ああした方がいい、こうしたらもっと良くなる、そんな知識は確かにある。

しかし、下手っぴでも失敗しても、楽しく作ること、それが本来のガンプラである。

アニメや漫画でガンダム作品を知る。

知っているから、ガンプラ作りにも身が入る。

身が入ると、作るのが楽しいと感じられる。

そこにあるのは、ただただ好き、という気持ちだけ。

それでいいのだ、ということを学んだ。

ありがとう。

やりたいことを足踏みしている俺へ

とにかくやってみよう。

やりたいと思っていることを。

簡単でいい。

自己満でいい。

少しでも楽しいと感じられたら、それが成功だ。

そしたら続けてみようかな、なーんて調子に乗っちゃったらいい。

さあ、何からやってみる?

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