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  • 『内向型人間だからうまくいく』を読んだ

    『内向型人間だからうまくいく』を読んだ

    カミノユウキさんの『内向型人間だからうまくいく』(祥伝社新書)という本を読んだ。

    自分が内向的な傾向があるので、その性質を知りたいと思ったからだ。

    内向的だからといって、困っていることは、特にないのだけど。

    いや、何かモヤモヤしているから、本を読みたいと思ったのだろう。

    何に悩んでいるのかも分からないから。

    学んだこと

    不安と悩みは別物であること。

    不安は解決せず、原因を見つけることが重要であること。

    不安はたいてい思い込みによるもの。

    思い込みを修正する必要がある。

    自分を知り、自信をつけるワーク。

    楽しかった記憶を紙に書き、楽しいと感じた理由を内向的な視点から見つけてみる。

    ポイント

    本書では、内向的である自分を認めて、受け入れ、その特性を理解し、活かす方法を見つけることをポイントとしている。

    人生において、上手くいかないと感じるのは、内向的な自分を否定しているからである。

    内向型人間であるならば、内向的でいい。

    そんな自分を活かせるような働き方や生き方を目指してみよう。

    やってみること

    内向型人間は、外部からの刺激に敏感なので、疲れやすい。

    そのため、定期的に一人になって、エネルギーを補給する必要がある。

    私にとっては、今、これが一番必要なのではないかと感じている。

    妻と一緒にいる時間は、もちろん楽しい。

    お仕事の疲れが軽減されるのも確かである。

    しかしそれでも、毎日の疲れを感じているとするなら、心のどこかで一人の時間を欲しているのかもしれない。

    試しに、一人の時間を、意識的に設けてみようと思う。

    それでは、お達者で。

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  • たいていのことは20時間で習得できる?まず始められない理由

    こんにちは、いつものササキです。

    『たいていのことは20時間で習得できる』という本を読んだので、感想を書いていきます。

    と、思って書いていたら、話が別の方向へ逸れてしまい、ブログを始められない、続かないときには、どうすればいいのかということについて書いています。

    タイトルだけを見ると、本当にそんなことが可能なのか?と疑いたくなりますね。

    ほんまかいな、と思いながら中身を読んでみると、可能かどうかはともかく、なぜ自分はやりたいことがあってもできなかったのか、が理解できました。

    いや、実際は気づいていたけど、知らないフリをしていたのでしょう。

    やりたくても始められない理由

    結局のところ問題は、「障害の除去」と「練習時間の確保」です。

    これができないことが多いから、やりたくても始められないのです。

    この本では、何かを習得するための手順として、「分解」、「学習」、「除去」、「練習」について解説されています。

    簡単に説明すると、やりたいことを小さなスキルに「分解」して、やりたいことの知識やツールを「学んで」、練習の妨げになるものを「排除」して、繰り返し「練習」する、という流れです。

    分解と学習については詳しく解説されていて、複雑なことをシンプルにしたり、自分が納得できる目標レベルを設定したり、参考になるところも多いです。

    しかし、実際の問題はそれをやるかやらないか、本書のように言い換えれば、障害や誘惑などの妨げに勝つか負けるか、なのです。

    私の場合、障害を除去できず、やりたいことをする時間が確保できない、と日々嘆いています。

    本書を読んで、改めてこの事実に気づくことができました。

    障害とは何か

    私にとって障害や妨げとは、YouTubeを見てしまうことや、部屋が汚い、机周りが散らかっていることが挙げられます。

    では、どうすればいいのか

    障害や妨げ、誘惑に負けてしまう理由は何なのでしょう?

    意思が弱いのか。そもそも、やりたいことに魅力を感じないのか。

    私は、ここにこそ、分解作業が必要だと感じます。

    やりたいことあるけど、何から手を付けていいかわからないなあ。これやりたくて調べてみたけど、あれもこれもやる必要があるのか、うーん、めんどくさい。

    このように思考が停止し、とりあえず慣れ親しんだYouTubeを見てしまうのです。

    そうではなく、やりたいことを分解して、より簡単に、より単純にすることで、最初の一歩のハードルを下げるのです。

    私の場合は、このブログを書きたい、更新が続けられるようにしたいと考えていましたが、一向に始める気配がなく、ブログを開設して2ヶ月くらい放置していました。

    頭の片隅で、なんとかせねば、と思いながら来る日も来る日も、ああ、今日もできなかったとため息をついていました。

    しかし、この本でヒントを得ました。とりあえず書き始めるにはどうすればいいのか、自分なりに考え、ブログ更新という行動を分解してみたのです。

    「ブログの更新」という行動を分解してみる

    ブログの更新は、「記事を書く」、ただそれだけなのですが、頭でっかちの私は、記事を書かねば、となると……

    「ネタを探さねば」
    「キーワードを選択せねば」
    「タイトルを決めねば」
    「構成を考えねば」
    「見栄えを整えねば」
    「サムネイル画像を用意せねば」
    「Twitterを更新せねば」

    ……とすべてまとめてやろうと考えてしまうのです。

    そうではなく、「今日は何について書こうかな?」この自問だけに集中するのです。

    すると思考回路が変わりました。

    「ネタを思いつく」
    「文字をスマホに入力する」
    「文章にする」

    という行為ができるようになりました。

    「画像も用意しなきゃな」と行動を止めそうになったときは、「とりあえずテキストだけでも書こう」と、スマホに記事を書き溜めるようになりました。

    分解した行動をスキマ時間にやる

    やりたいことを分解することで、ここまで変わるのかと思いましたが、それだけではありませんでした。

    障害の除去が難しいのであれば、妨げの少ない「仕事の日のスキマ時間にやる」というルールを設けたのです。

    通勤中の電車で30分、始業前に10分、お昼休憩中に45分、帰宅中に30分。

    このスキマ時間だけでも2時間ほど確保できます。

    以前まではネットサーフィンや電子書籍を読んで過ごしていた時間ですが、「今日は何について書こうかな」と考え始めることで、記事の内容を書くところまで可能になりました。

    我ながら、進歩したなあと、しみじみしますが、まだ一週間も経っていませんし、記事を書き溜めるばかりで、今この文章を書いている段階では、投稿もできていません。

    次のステップとして、投稿するまでできるようになりたいですね。

    今の行動を続けながら、再び模索していきます。

    とりあえず、投稿もできました。やったね。

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