こんにちは、いつものササキです。
先日、U-NEXTで『黄龍の村』という映画を観たので、そのレビューを書きます。当時、660ポイントを使用しました。
妻がホラー系の映画が好きで、よく一緒に観ていますが、素人目線での率直な感想となりますので、あしからず。
あと、ネタバレがあるので、ご注意ください。
感想の概要
- ホラー系かと思えば、格闘系だった
- 画面に酔うセリフがクサい
- 半分で主人公が変わる面白さ
あらすじと感想(ネタバレ含む)
前半、どこにでもいそうな若者たち男女8人。
どこにでもありそうな?スマホで撮った陽キャムービーから始まる。
陽キャ男女4人と陰キャ男女4人のグループで、バーベキューをしに車で山に来ていた。
楽しそうな雰囲気がムービーから伝わってくる。
バーベキューが終わり、宿へと移動している際、車がエンストを起こす。
山の中で途方に暮れてしまい、助けを求めるべく、歩いて周辺を見回る。
そこから、スマホムービーから映画へと切り替わる。
薄気味悪い森林の奥で、馬にまたがった気前の良さそうなおっちゃんと出会い、助けてもらえることに。
しかし、急な大人数の来客にもかかわらず、食事や布団まで用意されている。翌朝には車も直してもらえるという。
怪しさ満点の状況に疑いを抱きつつも、泊まることになった。翌朝……
登場人物と人間関係が妙にリアル。
空気読めるけど陰キャに厳しい陽キャ男(前半の主人公)。
空気読めないけど陰キャとも普通に絡む陽キャ男(いい人そう)。
陽キャ女2人は知らん。
あとの男3人女1人は陰キャで影が薄い。
陽キャのノリの中に陰キャがいるとこうなるよなあ、という感じが非常にリアル。
「しけたー」の言い方とか。
ぼっちの私としては見ていて、なんとも言い難い、にがい気持ちになった。
見てられないよ。
なんやかんやあって、村の本性が明らかになり、陽キャ4人はやられた。
主人公の交代である。
後半、陰キャかと思っていた4人が、復讐の権化だった。
戦闘力が高く、めちゃくちゃ強い。
でもなんかセリフがクサい。
かっこいい、のか?
村人を次々となぎ倒していくが、格闘シーンは、画面がブレるブレる。
酔う。
見てられないよ。
中ボスである、中国拳法の女と日本刀の男との戦い。
ここは熱い展開だった。
陰キャ4人にプラスして、潜入していた女が1人いた。
その1人が陰キャの男女と3人兄妹であり、姉妹で中国拳法の女と戦った。
日本刀の男は日本刀をどこへやったのか、陰キャ男2人と拳で語り合っていた。
苦戦しつつもなんとか勝利した。
あと1人、村の長みたいな敵がいたけど、手榴弾で爆発してあっさり。
そして、残るラスボスは自称神様。
幼い頃から神社に閉じ込められていて、外界は初めてに等しい。
ゴリラのような外見で野性的だが、戦いの中で成長していくタイプなのか、ファイティングポーズはいっちょ前。
こちらも強い。
陰キャ5人がかりでやっと倒せた。
エンディングは陰キャたちのスマホで撮ったムービー。
オープニングで流れた陽キャのそれと似ているようで少し違う形の青春が映されていた。
2回見てわかった話の本筋
あらすじと感想で、自分でも何を書いているのか、わからなくなりました笑。
なので、もう一度観ました。本筋はこうでした。
陰キャの若者が、村の古い悪習をぶっ壊し、青春を取り戻す話。
それを踏まえた上で前半を観ると、陰キャたちの言動に伏線が散りばめられていたことがわかります。
その反面、陽キャたちの行動は、すべて無意味。みんなやられてしまうのです。
そこになんとも言えない面白さがあると思いました。滑稽。思いがけず2回も観てしまいました。
事前知識なくホラー映画だと思って見始めましたが、格闘多めのアクション映画で、それはそれで楽しめましたとさ。
おしまい。
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