最近、体調が優れない。
体調がわるい、とまではいかないけど、良いとも言えない。
あと一歩で体調崩すかな? くらいで踏みとどまっている感じ。
つまり、よろしくない。
寒くなってきたしなあ。
この時期に体調を崩しそうになると、思い出すことが2つある。
どちらも体調管理について、熱や風邪の予防、対策についてだ。
「ぜひ、野菜を、摂ってください」
そう言って力説したのは、私が大学生のときに受けた司書講習の先生である。
司書講習とは、図書館で働く司書さんになるための資格を取得するための講習だ。資格を取得するには、そのコースがある大学に入って講義を受けるか、他の大学を卒業、もしくは、図書館で司書補としての実務3年以上、かつ、この講習を修了するかしかない。一応、国家資格。
私は、司書講習のない大学に通っていた。
でも、なぜか司書という職業に興味を持ち、大学3年の冬、他所様の大学に赴き講習を受けていた。
講習の期間は、2ヶ月半くらい。週5日、朝から夕方まで講義があった。その期間内に、必修科目を学び、レポート提出や試験に合格する必要がある。通常、半年くらいかけて学ぶ内容を、ぎゅっと詰め込んでいるので、結構ハードスケジュールだった。
と、いうことを踏まえて、講習が始まってすぐの頃、とある先生が言ったのだ。
「野菜を、食べてください」
冷たい空気が痛いくらいの寒さ、それに対して、ゴウゴウと音を立てて、暑いほどまで教室を暖める暖房。そして、不慣れな環境で知らないことを頭に詰め込む苦行感。この時期の講習では、気温差と疲労で体調を崩す生徒が多いらしい。
最後までやり通すには、体調管理が必要不可欠なのだ。
だから、野菜を摂取して、免疫を高めてください、と注意されたにも関わらず、当時の私は体調を崩した。慌てて、お昼ご飯にサラダを追加したのを、今でも覚えている。
「大丈夫、マルチビタミンで一発やから」
もう一つは、私が社会人になって、接客業に慣れてきた頃合いに、先輩社員から教わったこと。
ちなみに、司書講習は無事に修了したが、司書さんにはならなかった。
接客業のシフトは不規則である。朝早くからオープン準備がある日や、お昼から出勤して、閉店まで作業する日も。棚卸しで丸一日、職場にいる日もあった。そんな中、いかに体調管理するかが重要となる。講習のときとは違い、仕事は休めない。体調不良では、お客さんの前に立てない。プロとして、体調管理は仕事の一環であった。
その先輩社員は栄養ドリンクを飲んで、忙しい毎日を乗り切ることが多かったが、本当にダメなときは「トロピカーナ エッセンシャルズ マルチビタミン 330ml」に頼っていたらしい。
「これマジでおすすめ。体調良くないときに飲んでみ」
正直、そう言われたことしか、覚えていないが、その一言が強烈に頭に残っている。
ゆえに、体調が良くないとき、思い出してはマルチビタミンを飲むようにしている。
野菜と果物で体調管理
つまり、そういうことだ。
野菜と果物そのものを食べられるのが一番嬉しいが、いろんな言い訳をして、なかなか難しい。
しかし、めんどくさがりの現代人には、コンビニがある。
野菜ジュースやビタミンを補えるドリンクで免疫力を高めよう。
今思えば、今回書いた内容は、2つとも10年くらい前の思い出だ。
当時は若くて、体調管理なんてのは、いっぱい食って、いっぱい寝て、起きたら元通りだった。
私は今、30歳。身体のあちこちに違和感を覚えるようになってきた。
まだまだこれからという気持ち半分、歳をとったなあという気持ち半分。
頑張りたいけど、無理もできない。
それでも、健康的な日々を謳歌できるように、体調管理だけは怠らないようにしたいのだ。
あ、あと一応書いておこう。
今回紹介した体調管理は、すべての人に効果があるわけではありません。これだけで健康になるわけでもないので、あしからず。
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