流行りモノに理解が追いつかず、年を取ったと思う理由

昨日は、久しぶりにニコニコ動画を見た。

後で見るために保存しておいたリストが残っていて、懐かしさを感じた。

反対に、今流行っているアニメやネタ動画には、理解が追いつかなかった。

私も年を取ったものだ。

見知ったコンテンツや動画は、やはり面白いと感じる。

一方、全く知らない動画を見ると、わからない、という感想が出てくる。

それは、面白くない、とは違う。

ある程度、流行っているということであれば、それを面白いと感じる人がいるわけで。

そんなコンテンツに対して、面白くないと言ってしまうのは、アウトローを目指したい若者か、心の狭い大人か。

年を召したほとんどの大人たちは、面白くないと否定はせず、わからない、理解が追いつかない、と表現するだろう。

これが何とも、年を取ったと感じざるを得ない。

何十年といろんなものを見てきたのに、また新しい何かと出会ったとき、わからないと言って思考停止してしまうのは、もったいない気もする。

しかし、何が面白いのかを探求するエネルギーも限られている。

新しいものに出会うたび、刺激を受けていては、エネルギーが枯渇してしまう。

だから、無意識に思考停止しているのかもしれない。

自分が本当に追求したいことのためだけに、エネルギーを配分できるように。

これが年を取り、大人になったと感じる理由である。

年を取ったなんて、あんまり言いたくないけど。

否定しているわけではないと、自己弁護しておこう。

それでは、お達者で。

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