今日考えたこと。
私は言葉にすることが苦手である。
正確には、生活について話すことが苦手である。
ただただ生きているだけだから。
言葉をあまり知っていないのだ。
本屋さんで有名な人の日記を読んだ。
そこにはその人の生活が言葉にされていた。
その日の天気、その日に食べたもの、その日の庭の状態、誰と会って、何をしたのか。
私が日記をつけるとしたら、そこまで詳しく書けるだろうか。
いや、無理だ。
私は生活を軽んじているわけではない。
しかし、無為に過ごすことが多々ある。
今日一日、何をしてたっけ・・・
そんな日もある。
どう生きようとその人の勝手だ。
私も私の人生を生きる。
しかし、他人の人生を知ってしまうと、どうしても羨ましく感じてしまう。
なぜだか。
おそらく自分の人生に満足していないのだろう。
今でも十分と思いつつも、心の奥底では満たされていない。
他人を見るたびに、自分の足りない部分を補いたがる。
そうあるべきだと思うが、少し、しんどい。
自分の中にも他人に羨ましがられる何かがあればいいのだが。
そう考えてしまうし、その何かは、自分ではなかなか見つけられない。
・・・話を元に戻そう。
私は言葉にすることが苦手である。
こういった思考の内容ではなく、生活の内容を言葉にすることが。
多分これは、私が今まで言葉にしてきたことがないのが原因だ。
つまり、慣れているか慣れていないかの問題。
慣れてしまえば苦手ということもなくなるはず。
ただ、慣れるまでそれをやってみて、やり続けなければならない。
それが難しくてできないから、苦手なのだ。
苦手なのも癖の一つかもしれない。